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2020.05.22

パックマン40周年記念コンピレーション・アルバムより先行配信スタート

パックマン生誕40周年を音楽で彩る記念コンピレーションアルバムが2020年秋に発売決定!

世界的テクノアーティスト、ケンイシイによる40周年公式テーマトラック「JOIN THE PAC」や、国内外、様々なシーンで活躍するアーティストによるパックマンサウンドをモチーフに制作した楽曲が一挙収録されます。

ジャケットデザインはWarp Records、Aphex Twinをはじめとするアート作品で知られ、世界中にフォロワーを生み出したイギリスを拠点に活動する、The Designers Republic⁠™が手がけ、マスタリングは1991年から1999年まで電気グルーヴのメンバーとして活躍し、現在ではアーティストとしてだけではなく、エンジニアとしての手腕も高い評価得ている砂原良徳が担当します。

CDには国内外の有名アーティストもさらにJOINしてパックマン40周年を音楽で盛り上げます!

また、CDリリースに先がけ参加アーティストのスプリットシングルが下記の通り先行配信リリースされます。

【先行デジタル配信】 PAC-MAN 40th ANNIVERSARY COLLABORATION vol.1
2020年5月22日配信開始
単曲配信価格 ¥255(税込)
アルバム配信価格 ¥611(税込)
※ 配信サイトにより配信価格が前後する可能性がございます。
収録曲:
KEN ISHII 「JOIN THE PAC (Original Mix – Official Theme Song for PAC-MAN 40th Anniversary)」
KEN ISHII 「Infiltrate The PAC」
パソコン音楽クラブ「EAT&RUN」

配信サイトリンク:https://linkco.re/4BzGR0EG

「JOIN THE PAC (Official Theme Song for PAC-MAN 40th Anniversary)」 MUSIC VIDEO

【先行デジタル配信】 PAC-MAN 40th ANNIVERSARY COLLABORATION vol.2
2020年6月24日配信開始予定
収録アーティスト:sasakure.UK / 中塚武

【先行デジタル配信】 PAC-MAN 40th ANNIVERSARY COLLABORATION vol.3
2020年7月24日配信開始予定
収録アーティスト:バッファロードーター / DiAN (静電場朔, A-bee, immi)

先行配信第一弾アーティストのスペシャル対談インタビュー!(一部紹介)

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KEN ISHII × パソコン音楽クラブ
日本が世界へ誇るゲームコンテンツ『パックマン』と、テクノミュージックのコラボレーション!

インタビュー:遅澤 淳(U/M/A/A Inc.) /テキスト・編集:ローリング内沢
2020.5.22.Fri
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2019年11月27日、前作より13年ぶりとなるアルバム『Mobius Strip』(メビウス・ストリップ)をリリースした””””東洋のテクノゴット””””こと、KEN ISHII。’90年代に世界的な盛り上がりを見せたテクノ・クラブカルチャーにおいて、日本と世界を繋ぐアイコンとして本格的に海外で評価された、まさに””””逆輸入アーティストのパイオニア””””である。

かたや2015年に若干20歳で結成。いまや忘れ去られてしまったような’80〜’90年代のDTM音源モジュールやデジタルシンセサイザーを用いた楽曲と、時代を迷わすセンスとユルさで独自の世界観を発信し続けている、柴田 碧と西山真登によるDTMユニット、パソコン音楽クラブ。

そんな2組のアーティストによる初対談が実現!

一見、まったく異なる時代感やアプローチを持つ、KEN ISHIIとパソコン音楽クラブだが、『パックマン』および、テクノミュージックの魅力が世代を超えて受け継がれていることがわかる貴重なトークな繰り広げられた。

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『パックマン』サウンドは、すべてが使いたくなるような音でした(KEN)
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−− 『パックマン』40周年記念コンピレーションアルバムへのご参加、ありがとうございます。まずは、『パックマン』サウンドを使って楽曲を制作してみた印象はいかがでしたか?

KEN ISHII 楽曲制作にあたり『パックマン』のオリジナル音源を多数頂いたのですが、それらが””すべて使いたくなるような音””なんですよ。僕にとっては子どものころから馴染みのある音ですから、その音を””触れる””喜びみたいなものは大きかったです。””できるだけ全部の音を使ってやろう””という感じでしたね(笑)。今回は、『JOIN THE PAC』と『Infiltrate The PAC』の2曲を提供させていただいたのですが、とくに『JOIN THE PAC』に関しては、””『パックマン』のコーヒーブレイクの曲””以外は、いただいた音源をもれなく使っています。

柴田 僕らは、ゲームの曲をパラデータというかたちでいただいたのが今回初めてだったのですが、どれも””曲を作りたくなるような音色””で、これなら””一気に曲が出来るな””という感じでした。

西山 音源データを聞いたときに、””『パックマン』と言えばこの音!””というような馴染みの音源が盛りだくさんで、とてもワクワクしたのを覚えています。柴田くんと同じく””一気に作れるな””という感じはありましたね。ちなみに、””使うのならこの音””というチョイスも早かったですし、今回提供させていただいた曲には、いただいた音源の8割ほどは使っていると思います。

−−『パックマン』サウンドは、素材として扱いやすかったですか?

柴田 かなり扱いやすかったです。ただ、チューニングが一般的な440Hzではないっぽいんですよね。たぶん、ちょっと高いですよね。それがすごい面白かったといいますか、あまり使ったことのないピッチでしたので、逆に初めて触る楽器で曲を作ってるみたいで楽しかったです。ちなみに、KENさんの曲は、ちょっとピッチを上げて使っていません?

KEN ISHII うん。ちょっとだけ上げたり下げたりとか、微妙にオリジナル音源をイジって、曲として自然に聞こえるように調整してます。

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あ、アドリブじゃなくて演技指導なんですか!(笑)(西山)
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−−現在すでに、””パックマン40周年テーマトラック””『JOIN THE PAC』のミュージックビデオが公開されていますが、KENさん、撮影はいかがでした?

KEN ISHII 映像を見てもらうとわかるのですが、とても大規模な撮影でした。まず、DJやダンサー、お客さんなど出演者が多く、また、ステージのセットも、このミュージックビデオのためだけに作られていまして、スタジオに入ってみて、その規模感に驚きましたね。さらに、児玉(裕一)監督がすごいエネルギッシュで、そんな彼の明るいノリに全体が引っ張られる感じで、すごくワイワイした楽しい撮影現場でした。

−−’80年代のさまざまなカルチャーがふんだんに盛り込まれた映像になってますよね。

KEN ISHII ええ、そんななか僕は、片隅でゲームを遊んでいる””ゲーマー役””として出演しています。実際に出ているのは数秒なんですけど、演技指導とかがかなり入りまして、ゲーム筐体にコインを入れるシーンは、多分30回くらいリテイクを繰り返してます。ワンモーションでコインが、なかなかいい感じに投入口に入らないんですよ(笑)。

また、「『パックマン』をふつうに遊ぶのではなく、DJをやるように音楽にノリながらジョイスティックを動かしてください」とか、そういう演技指導もありました。ちなみに、ミュージックビデオ内で着ている””パックマン””が描かれた革ジャンは、僕の身体に合わせて作っていただいた特注品です。ただ衣装なので、撮影後はそのままお返ししましたけど。

−−パソコン音楽クラブは、『JOIN THE PAC』のミュージックビデオを見てどのような感想を持ちました?

西山 やっぱりKENさんの登場シーンに注目してしまいますね。KENさんがゲームをプレイしている、そのワクワク感や楽しさみたいなものが、出演者全員の動きに表れているような感じがして見ていて楽しかったです。しかも、最後にゲームオーバーになって、ゲームの筐体をコツンと叩いて、もう1回コインを入れるシーンはとてもリアルでしたし、僕もそういう経験があるなと。

KEN ISHII あれもちゃんと演技指導入ってるから(笑)。

西山 あ、アドリブじゃなくて演技指導なんですか!(笑)

KEN ISHII きちんと何回もリハーサルやったうえでやってるから(笑)。

西山 そうなんですね!(笑)
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対談インタビューの続きはこちらで!
http://www.umaa.net/pacman40th/interview01

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